IPIのISO 9001 ― 19年連続の認証取得と重点領域における継続的な成長 ―
IPIは2007年8月に初めてISO 9001認証を取得しました。
以来19年連続で同規格を維持し、プロセスの継続的な強化と改善を積み重ねてきました。
本年6月に実施された直近の監査では、IPIの2つの生産拠点それぞれにおいて、審査員から顕著な改善点が確認されました。
ISO 9001の観点から見た監査結果
リスクベース思考(risk-based thinking)
ピエラントニオ工場(イタリア)では、品質管理計画および保全プログラムが、リスクレベルに応じて的確に体系化・最適化されていること、また一部の特定業務に予知保全を取り入れる先進的なアプローチが評価されました。
プロセスを支えるシステムとインフラ
ペルージャ工場(イタリア)では、営業活動および技術サポートを支えるデジタルツールの強化が審査員から高く評価されました。
特に注目されたのは、営業、Marketing、サービスの各部門を対象とした最新のCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)システムの導入です。このシステムは、顧客管理や問い合わせ対応の業務においてすでに具体的な成果を生み出しており、これらプロセスの継続的な発展に自然に組み込まれています。CRMに統合された技術サポート専用のプラットフォームは、現場でのサービス活動やスペアパーツの供給を調整する仕組みをさらに強化し、提供するサポートの品質と迅速性を高めています。CRMベンダーと共同で開発したカスタマイズは、同社から国際的な成功事例として紹介されており、プロジェクトの確かな基盤と、顧客リレーションシップにおけるポジティブなインパクトを裏付けています。
人材とスキル
並行して、IPIは社内のスキル開発にも体系的に投資しています。現在、スキルマッピングと研修計画に関する高度なプロセスが進行中であり、これによってプロフェッショナルとしての成長経路を的確に方向づけ、顧客ニーズに完全に沿った製品・サービスを提供する力を強化しています。
コミュニケーション
社内コミュニケーションも大きく進化しました。IPI(イタリア)とベトナムの姉妹会社であるOji Liquid Pak(OLP)が共有する公式デジタルチャネルでは、CEOからの定期的なメッセージや、社員がアクセスできる情報コンテンツ・資料が発信されています。工場内に設置されたスクリーンは、行動規範や安全ルール、実績、進行中の活動やイニシアチブを社員へ迅速に伝えるために設計されています。 この文脈において、OJI HoldingsとSir Safety Perugia Volleyとの連携は、従業員エンゲージメントを支える重要な推進力となっています。試合への社員参加、SNSコンテンツ制作のための選手との交流機会、そして社内バレーボール大会など会社が企画するスポーツ活動は、チームスピリット、同僚間の協力、そして帰属意識の強化に寄与してきました。

行動に表れる私たちの価値観
これら一連の成果は、IPIの価値観 ― 俊敏性(Agility)、信頼(Trust)、大胆さ(Boldness) ― を具体的に反映するものです。 IPIはスピードと方法論をもってプロセスとツールを進化させ続け、透明性と信頼性を通じて信用を築き、自社のシステムや市場との関係における大きな変化に大胆に向き合っています。 ISO 9001認証の19年連続維持と、直近の監査で認められた改善点は、IPIにとって認証が単なる形式的な要件ではなく、品質、顧客、そして組織の継続的な発展にフォーカスした戦略の一部であることを示しています。
ISO 9001とは?
ISO 9001は、品質マネジメントシステム(QMS)の要求事項を定めた国際規格です。個々の製品の品質を認証するものではなく、組織全体の有効性 ― 活動をどのように計画し、実行し、管理し、時間をかけて改善していくか ― を認証するものです。 本規格は、プロセス指向、リスク重視、継続的改善に基づくアプローチを核としています。ISO 9001を導入するということは、人、プロセス、技術、そして顧客との関係を包含する体系的な仕組みを整え、一貫性、信頼性、そして体系的に進化する力を確保することを意味します。
当社の認証についてより詳しくは、[品質と認証]ページをご覧ください。
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